Sakamoto Mari blog

型染したり広告作ったり、いろいろしてます。最近は絵日記が多い。http://hikikoma.wix.com/sakamoto-mari

広告について

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第23回宮崎国際音楽祭の公式プログラム掲載の夕刊デイリー新聞社様の広告を今年も作らせて頂きました。いつの間にか、4年目です。

年越しすると、さてどうするか…という話になるのが毎年の行事みたいなものになっています。公式プログラムが販売が始まるのがおそらく、4月最期らへんからで、本格的に音楽祭が始まるの5月なので入稿は3月。
2月にそろそろやらなきゃな~という感じです。

サイズは毎年同じなので、B5でとりあえず入れなきゃならないのは下の住所電話番号、ロゴ等だけなので後は自由に作らせて頂いています。

Galleryの方を見て頂いたらわかると思うのですが、最初は、どうしたらいいのか答えが見えず写真とキャッチコピーでなんとなく作っていた感じでした。
特に指定もないので、去年は新しいフォントを試してみたくて文字のみで作りました。キャッチコピーも私が考えたものを使ったりして、さながら一ページ丸々の広告ってこうやったらどんな感じになるんだろうとさながら実験のように作っていたところもあったのですが、今年は今までやってきたことがまとまってきたなと自分で感じました。

どのページに入るかは完成プログラムが手元に来るまでわからないので、右綴じになるのか左綴じになるのか。ふと疑問に思って、去年の他の広告の左右の余白を測ったりしました。綴じられたときに、どこあたりまで冊子は開いてどの辺までギリギリ見えるのか様々気になって調べてたのですがそのぐらいの疑問がようやく出てきた今年、私も成長したのではないかと思いました。
それは、今までやってきたことが役に立ったのではないかと自分では信じています。実はそういうものは、仕事的なもの以外のところで培ったものだったり、なんにでも無駄なことはないだなと感じました。

それから、今年は図書館に行って過去の夕刊デイリーを読んで調べたり。言うほどたいしたことはしていないのですが、文章を書いてみたり。新たな挑戦もまたできました。

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最初作ろうとしていたものは「命の橋」と書かれた座石を途中までメインに据えて、何パターンか作っていました。
しかし、過去の新聞を読んで、自分なりに考えて、あ、そうじゃないなと。そうか、メインは橋だなと感じたので、座石を正面から外した写真を広告に使いました。「命の橋」の座石を置くまでの流れや置いた理由、願い、そういうものがニュアンスとしてなんとなくあるような、そうでいて熱い思いでたくさん書きすぎると見る側は引くので入れすぎないようにちょうどいいところの文章を探ったりして作った………..気がします。削って削って、大事なところだけ残りました。