Sakamoto Mari blog

型染したり広告作ったり、いろいろしてます。最近は絵日記が多い。http://hikikoma.wix.com/sakamoto-mari

資料用に最近使ってる本まとめ

絵描くのに大変疲れたので、手持ちの資料用の本をまとめることにしました。
絵を描いてる方の何か参考になれば、幸いです……と思ったのですが、あんまり役に立たない内容になりました。

 

「水彩アートの基本」
 見るだけで楽しい一冊です。
 デッサンの基本ができているのが前提の水彩の本なので、水彩がなんとなくやりたくなった方には他の水彩の本の方がおすすめです。浪人の時にまず買った方が良い本として画塾の先生におすすめされた本なので、そんな感じです。
 出てくる絵が死ぬほどうまいので、見てるだけですごく自分がうまくなった気がするのですが特にうまくはなりませんでした。
 なんか、そんな感じ。
 私は疲れた時の癒し本として、そしてわちゃっとして描きたくない複雑な部分をどう処理するのか参考にしてます。

 

「新ポーズカタログ(2)男性の基本ポーズ編」
 人間を描くのが死ぬほど苦手なので、買った本です。男性が描けるようになれば女性も描けるようになるんじゃないかという安易な考えの元買ってみたものの、特に劇的に描けるようになりませんでした。
 そのポーズいつ使うの?という疑問の嵐なので、このポーズ集の写真をそのままトレースしてイラスト等に使うのはほぼ不可能ではないかと思います。
 使い方としては、体の描けない部分を補う時に部分的にトレース、または参考、という形の方が違和感ない気がします。例えば足とか手とか。腕の遠近とか。そんな感じで使ってます。
 人間を描くなら、自分を参考にした方が良いというのが実のところです。

 

「学研の図鑑 花」
 花を描くのが苦手なので、買った本です。本物を見て描く…といっても季節はどうにもならないので図鑑があるととっても便利です。といっても、買った当時(浪人時代)よりも今の方が役に立ってます。
 色もきれいで資料になる上、なんと!身近な花の名前を調べることができます(図鑑の本来の使い方)
 私は、これでサツキとツツジの違いを知りました。

 

「動くポーズ集3 動物編」
 動物描くの苦手だったので、買った本です。
 色々な動物の動いてる写真が連続で載っています……が、あまり画質良くないです。動いてるのでぶれてる写真も多いです。トレースするにしても、ちょっと写真が荒すぎる。
 リアルっぽく見せるために必要な細部が見えづらいので、動物園や猫カフェとか自分で写真を撮った方が良いと思います。観察できるし。
 動物園が近くにない、行く時間がないが動物の絵が描きたい描かなきゃいけない時に大活躍する本です。手持ちの写真にいない動物が描きたい時に役に立ちます。例えば、イモリとか。

 

「動物の描き方」
 タイトルそのままズバリです。
 写真は一枚も載っておらず、全て絵で説明されています。骨格から動物を理解する、というかなり高度な技術が収められています。あまりにも高度過ぎて、私は途中で考えるのをやめました。そしてうますぎる。
 読み物としてかなり面白いです。そしてやっぱりうますぎる。何度見てもうますぎる。こうすれば、描けるよ!って描き順や解説を書いてくれていますが3Dで考えられない超絶方向音痴の私にはなかなか難しいところです。読みこめば描けるようになるんじゃないかと思っていた時もありました。
 でもあくまでも、こう描けばそれっぽく見えるよ!という指南書だと私は思っています。若干違和感を感じる絵もあるところを見ると、やはり本物を見て観察するに越したことはないな、と。
 見てるだけで楽しい一冊です。おすすめ。

 

そんなわけで、おしまい。どの本もおすすめです。