Sakamoto Mari blog

型染したり広告作ったり、いろいろしてます。最近は絵日記が多い。http://hikikoma.wix.com/sakamoto-mari

東京旅行 04/15 ②

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日本中から集めたらしい古いミシンを使ったインスタレーション。様々な国旗がありました。ひと部屋ミシンが並んでいました。

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ものすごく大きい作品でした。うねっているのは宇宙になっていて、星が細かく描きこまれていました。大きさに圧倒された。インドで工房を構えて、作家活動をしているらしくインドっぽさもありながらグローバルな感じでした。
ひとつひとつ規模が大きい。

じゃがじゃがジャーナル、広告の話

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じゃがじゃがジャーナル/延岡総合文化センター

 2017年4月~2018年3月までのじゃがじゃがジャーナルでの夕刊デイリー新聞社様の広告を作らせて頂くことになりました。
 リンク先にてPDFで見ることができます。
 延岡では全戸配布のようなので、お家に届いた際はどうぞよろしくお願いします。
 毎月違うデザインの予定です。コピーも私が書きました。

 宮崎国際音楽祭のパンフレットでの夕刊デイリー新聞社様の広告も私が作らせて頂いています。パンフレットの見本が届いたら、またworkのページに載せようと思います。
 諸々、見てくださるとうれしいです。

 

 

 先日、じゃがじゃがジャーナルで夕刊デイリー新聞社の広告を作っているという話を江藤さんにしたら、じゃがじゃがジャーナルの文字のデザインをしたのは弟の勝年司なのよ、とお聞きして大変驚きました。遺作だったとお聞きしました。
 なんとも縁があるな、と思ったのですがよく考えたら延岡の文化の基盤を作った方なので、そりゃあ勝年司さんが関わっているものは多いよなあと納得しました。
 文化にまつわることは、背景を知って初めて理解できるような気がします。今まで以上に大事にしようと思います。

hikikoma.hatenablog.com

祝賀会のはなし

左:カバー 右:カバー下(表紙)

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江藤奈保さん

延岡市出身。恒富高(延岡高)、東京の共立薬科大学(現・慶應義塾大学薬学部)を卒業後、薬剤師として、延岡市医師会に3年間勤務、その後、東京慈恵医大の薬理学教室など、約20年間勤務し、延岡に戻った。延岡では昭和54年に「ぎおん町調剤薬局」を開設。延岡市薬剤師会会長、県薬剤師会理事を務めた。
そのほかに、延岡男女参画会議21会長、国際ソロプチミスト延岡会長、仲田又次郎翁顕彰会長を務めるなど、女性の社会参加の推進や延岡の歴史の伝承に寄与。現在も城山ヤブツバキを楽しむ会代表世話人として、延岡の自然を広く紹介している。

参考:夕刊デイリーWeb:江藤奈保さんに薬事功労者功労大臣表彰

 

 江藤さんの長年の悲願であった、延岡城山に群生しているヤブツバキをこの本を持って鑑賞できる、ガイドマップのような本です。ただのマップではなく、ヤブツバキの楽しみ方、特徴、等ヤブツバキに対する理解が深まりました。

 写真を見るだけでも、楽しく美しい本です。
夕刊デイリーWeb:”延岡の宝”ヤブツバキの魅力を多くの人に

 

 先日、3/12の「延岡城址のヤブツバキを楽しむ会」にこの本を見ながら、参加してきました。

夕刊デイリーWeb:変化に富んだヤブツバキ

 残念ながら、今年はあまり咲かない年だったようで、葉に隠れたり頭上にあるヤブツバキを探しながら、時には全く咲いていないところは本で補完しつつでした。しかし、世話人の中村さんの後をついて説明を聞いてヤブツバキを見つけて「あった!あそこ!あそこ!」と言い合うのもまた楽しかったです。
 一緒に行った母とも言っていたのですが、まるで宝探しのような体験でした。
とても楽しかった。
 余談ですが、今年と去年、一昨年、夕刊デイリー新聞社掲載の「城山城址ヤブツバキを楽しむ会」の広告は私が作らせて頂いています。

 

ヤブツバキを楽しむ会、行ってきた。

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 3/16にホテルメリージュであった、江藤奈保さん「延岡城址のヤブツバキ」出版記念祝賀会に出席しました。
 本来なら私のようなペーペーのデザイナーもどきみたいな者には縁のない祝賀会でしたが、江藤さんからお話を頂いて本の中のイラストを二点描かせて頂いたので有り難くも出席できることになりました。

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 江藤さんと私ですが、お昼ご飯をよく誘って頂いてご一緒します。元々は父が起点です。
 私の江藤さんの記憶はたしか、中学生だったか高校生だったかの頃が始めだったと思います。父がとてもお世話になっている、ということを聞いた気がします。
 そして、高校生の時だったと思うのですが、江藤さんから弟さんであるグラフィックデザイナーの江藤勝年司さんの遺品を当時私が芸大を目指しているということを聞いた江藤さんから頂くことになりました。画集、道具等今見れば大変価値のある宝の山です。今になって、大変すごいものを頂いてしまったと驚くばかりです。
 その時画集の中にあった田中一光さんの「田中一光の文字とデザイン」を見て憧れて大好きになりました。その後田中一光さんの母校である京都市立芸術大学に、私は入ることになります(出てないけどね!)
 ちなみに私は田中一光さんが京芸出身だというのは、入学してから知りました。
 江藤勝年司さんは田中一光さんの弟子であるそうなので、なんだか色々と勝手に運命を感じていたりしていました。
 私が生まれる前に勝年司さんは亡くなっているので、もちろんお会いしたことはないのですが江藤さんからお話を伺ったり父から聞いたり、頂いた画集を見たり使っていた道具を触ったりなんだか身近に感じています。
 「延岡城址のヤブツバキ」のカバー下の表紙で使われているツバキのイラストは江藤勝年司さんが描かれたものです。その表紙の本の中に私の描いたイラストが載っているというのは、本当にうれしいです。

 祝賀会は大変あたたかいものでした。皆、延岡を支え延岡に愛を持つ方々ばかりでした。江藤さんのスピーチは本当に感動しました。熱意を込めて作られていたのがわかりました。
あまりの顔ぶれの祝賀会だったので、死ぬほど緊張してちょっとごはんの味は覚えていないのですがおいしかったような気がします。次の日は筋肉痛でした。

 江藤さんとお昼をご一緒しているときによくお会いする杉本さんに「いつもと違うから、誰かわからなかった。かわいい」と言われたのを聞いて、あ、日頃からほんと気をつけよって思いました。膝に穴の開いてるジーンズとか穿くのほんとやめよって思いました。